今年は花見もせず。

1週間経ってしまい、4月に入りました。3月は相当温かだったのに、4月に入ったら逆に寒くて、おまけに雨で。 今年は毎年恒例の、野川での花見もなかったなあ。先週、千葉県の木更津のほう、五井という所に仕事で行ったのですが、えんえんと総武線快速に乗って…

江の島へゆく途中♪

3月後半というのは、年度末というかなんというか、誰でも忙しいものなのでしょうか。それにしてもぜんぜん映画行けない。大寺さんがやっている「ジョアン・ペドロ・ロドリゲス・レトロスペクティヴ」が、会場の空気がすごくいいみたいでとても行きたいのです…

プレイバック Part3

5日空いてしまいました。あぶない、あぶない。 土曜日のきょうは、少し片付けておこうと思った仕事も捗らないまま、時間切れで、一路、東へ。清澄白河、森下界隈を歩いてきました。 東へ向かう電車のなかでは、昨日、中野の古書うつつで買った中林洋子(なみ…

アンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』がイイです

19日火曜日発売の「サンデー毎日」で、『みんなが決めた「安心」のかたち』の著者、五十嵐泰正さんにインタビューしています。「サンデー」に書くのは4ヶ月ぶりくらいかなあ。いやはや。どうぞよろしくお願いいたします。表紙が堀北真希です。で、表4(裏表…

片岡義男と「名画座かんぺ」

温かくなったりまた寒くなったり。体調を崩しやすい季節の変わり目です。皆さん、お変わりありませんか? 『本の雑誌』4月号に「片岡義男の10冊」というのを書きました。『本の雑誌』に書くのは初めてのことなので、たいへんにうれしく思います。片岡さんの…

3.11再び。

今年の3月11日がやってきて、去っていきました。以前も書いたけれど、2年前の14時46分は、新宿の吉本興業で、ある俳優さんの取材中でした。インタビューを終え、階段の踊り場で撮影をしていた時でした。 きょうは朝8時半(自分としてはかなりの早朝)に代官…

ぼくは夕刊に書きたい。

あったかくなりましたなあ。寒いとついつい体が縮こまり、それで肩が凝るのですが、そのあたりもだいぶラクになりました。 『冬の本』と『わたしのブックストア』を出してから、いろいろな動きが出てきたように思います。それは、あれを読んで直接何かを依頼…

122年目の一日

ぼくが無料で使わせてもらっているこのはてなダイアリーは、「記事を書く」と表記してあって、だから本文とは別にタイトル欄があります。いやでも、ブログってたいていそうですかね。 日々の日記に、正直、タイトルと言えるようなものはなかなか付け難いので…

The First South Wind

風が吹きまくった数日間(すごかったねえ)が過ぎ、日曜日のきょうは、お天気はイマイチだけど、おだやかないちにちでした。 2月の終わりから3月にかけて、風の強い日が多いので、いったいそのなかのどれが「春一番」なのか、いつもわかりません。春一番って…

三月ひなのつき

たぶん「はてな」ブログの設定上、この日誌は2月28日の表示になるのでしょうけれど、日付としては3月1日になりました。もう3月かあ。サンガツ、サンガツ、と口の中で転がしていて、「三月ひなのつき」という言葉がスッと出ました。これは石井桃子さんの本で…

1本の青い傘を届ける旅

昼間はだいぶ春っぽい時間帯もあるのですけれど、日が暮れるとまだまだぜんぜん寒いですね。 このところ、いろいろな場所で人から刺激を受けることが多いです。日曜日は、『草子ブックガイド』の作者(漫画家)・玉川重機さんが出演された「西荻ブックマーク…

吉祥寺「百年」の夜。

18日(月)の夜のことを少し書きます。この日は、吉祥寺の古書店(いや、新刊書も少なくないので古書店とも言い切れない)百年で、「水牛・八巻美恵×夏葉社・島田潤一郎 百年と詩、そして出版 〜行く手を照らす灯り」と名付けたトークが行われました。 この…

Lonesome Cowboy & Forever Young

15日金曜日。まずは、「やばい! 最終日だ」ということで、渋谷のイメージフォーラムまで『コックファイター』を観に行ってきました。『コックファイター』はモンテ・ヘルマン監督の1974年の作品で「闘鶏」を題材にした映画です。主演のウォーレン・オーツ(…

煙草のこと

さいきん、気がつくとふと、なぜか煙草のことに思いを馳せている自分がいます。つい昨日も、『わたしのブックストア』の打ち上げ(今頃?)があったのですけれど、隣で吸っているのを見ていると(相当気を遣って、だいぶ離れて吸っていらっしゃった)、「あ…

不忍ブックストリーム

2日に1回は、などと言ってさっそく4日空いちゃった。やばいやばい。 6日、Ustream番組の不忍ブックストリームに出演してきました。この番組はライターの南陀楼綾繁さんが司会進行(パーソナリティ、というべきか)する番組で、もうすでに61回も放送している…

代官山は空虚がいっぱい。

4日月曜日は、自由が丘で仕事があり、そのあと、資料を探さなくてはいけないこともあって、代官山の蔦屋書店に行きました。 以前行ったときより、はるかに混んでたなー。カフェのスペースが広くなったような。いや、同じかなあ。人がいっぱいいて、その圧迫…

『冬の本』と再会

きょう(2月2日)はあったかい日でした。東京は最高気温が19℃くらいまで上がって、外に出た瞬間、温かい、ということだけで人は相当、幸福になれることを理解しました。 共同編集した『冬の本』が増刷になり、喜んでいたら、またまた「おっ」と思う出会い(…

再開します。

半年間更新しなかったブログを再開することにしました。 この間、本を2冊、出しました。 編集した『冬の本』と自分で書いた『わたしのブックストア』です。 とても幸福なことに、どちらも多くの人に手に取ってもらったり、お祝いしてもらったりしました。 で…

「一人古本市」は畳の匂い。

いきなり、カーッと、真夏になりましたなあ。それでも関東地方は、まだ梅雨明けしてないんですよね? 先が思いやられるなあ。 世間でいうところの3連休は、岡崎武志さんの「一人古本市」のお手伝いなどをしていました。開催日前日は、ご自宅から本を運び出し…

海ねこさんのリアル書店に行ってきたよ。

自分の場合、どうも「ですます」のほうが書きやすいみたい。なので、そっちに戻します。あと、写真がいきなりピンボケですいません。 7月4日、海ねこさんが調布に新しく出したお店に行ってきました。 「古本 海ねこ」(http://www.umi-neko.com/)といえば、…

きょうは命日。

きょう、6月28日は母の命日。いい加減、こんな歳になって母親のことを書くのは愚劣の極みかもしれないが、「6月28日」をアタマの中で反芻すると、意識がどうしてもそちらへ行ってしまう。 母は本を読むことはほとんどなかったし(実は父も妹もなかった。本が…

Paul McCartney In Japan 1990 

70日ぶり(!)に更新します。70、といえば奇しくも…… 2012年6月18日は、ポール・マッカートニーの70歳の誕生日。4歳年上の従兄弟からビートルズを教えてもらって以来、ずーっと聴いてきましたけれど、ぼくは一貫して「軟派な」「ラヴソングしか歌わない」と…

棚を作る楽しみ。

まる1ヶ月ぶりの更新。やめたほうがマシという気もしてきました…… なにをどう凌いで生きてきたか思い出せないような怒涛の3月が終わり、4月もはや桜の季節。きょうなんか東京は23℃。汗ばむ陽気というヤツです。 『サンデー毎日』に書いた『さよならのあとで…

「すだより」、できました。

またまた寒い日に逆戻りです。明日はもっと寒いって。 東京・西荻窪の古書店「なずな屋」店主の石丸澄子さんが編集(発行人は尾粼澄子名義)するフリーペーパー(zine、といったほうがいいかしら)「すだより」ができました。きょう、音羽館で衝動買いした『…

「薫くん部」へようこそ。

寒いの、飽きました。だいぶマシになったとはいえ、まだ、ねえ。 今日は鬼子母神通り商店街「外市」でしたが、なんだかんだあって行けませんでした。でも、明日(日曜日)は行こう。天気、心配ですが。 その代わり、というわけではないけれど、荻窪の「六次…

「孤独のグルメ」と「名画座かんぺ」

ブログ、止めたわけじゃないのです。まだやってます。これでも、まだ。 人事、身心、金銭、などなど、皆さまもままならぬこと、いろいろおありでしょう。いやはや、大人ってタイヘン。な、世の中であります。 そんな中(どんな中だ)、このところとりわけ「…

カントリーガール

もうブログ止めたんじゃないか? ってぐらい久々(21日ぶり)の更新です。 昨日(26日)は、渋谷のアップリンクに、『カントリーガール』という映画を観に行って来ました。いろいろ友人・知人にもお誘いのメールを送ったのですが「一緒に行こうよ」というこ…

東京の三十年。

あけまして、おめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 お勤めの人は、昨日きょうあたりから、仕事でしょうか。しかし、電車、まだ空いてますよねえ。けっこう長期の休みの人が多いのかな。 近況としてはまず「高円寺電子書林」が3日…

さよなら、buku。

27日ぶりの日記。ひどい! ひどすぎる! 今年の12月は例年以上にさんざんな忙しさで、でもこう言うと、「いいことじゃないですか、そんなに仕事があって」と返されるのが常で、まあもちろん、好意で言われるのはわかっているのですが、まーシンドいことは本…

バラとゆびわ

15日も空いちゃった。過去最長。もー、なんのためのブログだか。 15日のあいだに、それなりに、ま、いろいろありましたけども、誰だってそうだよね。 『酒とつまみ』の(と、いう形容はもう要らないのかな)、大竹聡さんと高円寺書林でトークしました。下戸…