東京の三十年。

あけまして、おめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


お勤めの人は、昨日きょうあたりから、仕事でしょうか。しかし、電車、まだ空いてますよねえ。けっこう長期の休みの人が多いのかな。


近況としてはまず「高円寺電子書林」が3日に新年の号外を出しました。号外といっても別に事件があったわけじゃなく、最初から出す予定でしたけど。ご登録はこちらから。http://kouenjishorin.jugem.jp/?cid=43
空メール送るだけなのでカンタンです。バックナンバー(まだ2回だけど)も読めますよ。


で、号外の巻頭は… なんと、詩 です。わたくしの。いやまいった。でもほんとです。散文詩です。いやまいった。


それからね、1月4日発売の「サンデー毎日」で、山田太一先生(!)の最新刊『読んでいない絵本』(小学館)の書評を書いています。「サン毎」で著者インタビューはこれまで4回やりましたが、書評は初。しかも、畏れ多くも敬愛する山田太一先生の本とは。いや恐縮です。ぜひ読んでください。




2012年でね、おそろしいことに上京30周年なんですよ! 田山花袋に『東京の三十年』ってあるけど、まさにあれ。歳取るわけだよねえ。いやしかし、東京ってほんと、自分には温かい場所です。ありがたい。


で、30年前の上京時にあんな曲、こんな曲が流行っていたなあと、最近よく回想するんですが、曲の最初の音を聴くや否や、たちまち19歳の頃に戻れる魔力を備えた曲というのがあって、例えばロキシー・ミュージックの「More Than This」がそれ。人生で最も好きな曲の一つを、今年最初のブログに貼ってしまいます。(ブライアン・フェリーの、ナルシズムいっぱいのこっぱずかしい映像は勘弁してね)


ということで、今年も遊んでください。