みなさん元気?

誕生日からはや13日。速いなあ。時の経つのが速すぎます。



なんかねー、いろいろシンドくて。そういう時って、ありますよね、だれだって。今回は長めだなー。


だいたいこういう時はあまりなにも書かないほうがいいし、書けないもんですが。


それでもね、ステキな原稿依頼にお応えして800字の原稿を書いたり、あとそう、「サンデー毎日」(9/4号)にも原稿書きました。こちらは想田和弘さんの新書『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』の著者インタビュー。よろしかったら立ち読みなど。




  雨


四日も雨だ――
それでも松の葉はとんがり



尾形亀之助の詩ですが、イイですねえ。このところほんと、雨が多くてね。さいきんの雨って降る時間短いですよね。あと、局地的。同じ東京都内でも、「え? こっちは降ってないよー」みたいなさ。


この詩の良さは…… 説明するの、難しいです。「それでも」ってどういうことよ? というツッコミがまず、成り立ちますよね。あと、「とんがり」が見事。「とんがる」とかまして「とんがっている」じゃダメなんです。うん、こういうのが詩だな。詩はむつかしいや。


もうすぐ午前4時になろうかという… とんでもない時間ですが、いまの気分はうーん、豪邸にふと紛れこんで、なぜか部屋に自分しかいなくて、すごーくイカした、ものすごく高そうなシャンデリアを、これまた極上のソファに寝そべって見上げてる感じかな。


つまり、なかなか悪くない。
でもなんか、淋しいんじゃないの? これ(笑)。


いちばんいっしょうけんめい詩を書いていた頃、いちばんいっぱい聴いていたアルバムがエルヴィス・コステロの『King of America』で、その中でいちばん好きな曲が「Brilliant Mistake」。残念ながらアルバムのフルバージョンがYoutubeに無いので、こじんまりしたステージのヤツを。でもこのコステロ、カッコいい。