Ustreamの夜。

きょうは、昨日の日曜日に流れたUstreamのことを書きたいと思います。


Pippoという女性がいまして(もちろん本名じゃないよ)、この人はいつも熱烈に「近代詩」のことを考えているヘンな人(?)なのだけれど(笑)、彼女が始めた「Pippo-TV」というUstream放送がありました。Pippoは以前は思潮社に勤めていたこともあり、「詩」と係わっているという点では一貫しています。最近では、毎回10〜20名を集めて小さな詩の勉強会(ポエトリー・カフェと称してます)をやったり、朗読のライヴ、CDも出したり、震災後には「ぼん・くらーじゅ」という詩の雑誌を出したり、まあ、いろんな角度からいつも「詩」に触っているわけです。


そして、また新しいことやんの? と、いうわけで、次はユーストだと。1回目のゲストはおまえだぞと。


で、しゃべってきました、30分。


2部構成になっていて、1部は東京・雑司ヶ谷界隈を中心に、古本屋に務めていたり、図書館の司書だったり、自分で雑貨と本の店をやっていたり、なんらかのカタチでやはり「本」に係わっている女性3人+Pippoによる、「おひさま女子会」。これは、3人がそれぞれ、いま、ハマっているものについて語り合うという、かしましくも楽しいクロストークです。


そのあと第2部はぼくがピンで、進行役のPippoとあれこれ「詩」の話をしています。ポエトリー・カフェの次回の課題詩人が大木実なので、大木実の話もけっこう出てきます。あとは、ぼく自身の「詩」に対する屈折した考えとか(笑)。


30代の頃のように「詩」に関して言い訳するのはもう止めたい、と思っているので、こうやって人前でしゃべる機会があって、また一段階、スッキリした感じがします。けっこういいこと言ってるんじゃないかな(笑)。



詩に興味がある人も、「詩、だなんて気色悪い」という人も。


なんの番組? と言いたくなるような、脱力&強引過ぎるオープニングテーマ、エンディングも見ものです。


ユーストってもうちょい小じんまりしたイメージだったんですけど、カメラもPCもマイクも照明も何台もあり、あんまりハイスペックなのでたいへんオドロキました。スタッフの皆さんの入念なリハにはアタマが下がります。


たいへん、楽しゅうございました。
またいつでも呼んでください。


URLこちらです。アーカイブがご覧になれます。できればお時間ある時に全部観てください(全部で1時間ちょっとだから)。ぼくがしゃべってるのは、38分くらいからです。
http://www.ustream.tv/channel/pippotv